ガス恐怖は、おなら恐怖症や放屁恐怖症などとも言われますが、これも社会不安障害に悩んでいる時に、良く見られる症状になります。
ガス恐怖の症状は特に、若い女性に多く見られる傾向があります。
中学生から20歳代の若い女性の中には、多汗症やワキガと同様に、ガス恐怖の症状に悩む人が多いと思います。
しかし、ガス恐怖の症状も社会不安障害から来ているものであり、胃腸の異常など、身体的なものが原因ではないと言えるのです。
しかし、ガス恐怖のために病院に行ったりすると、ガスピタンと言った薬を処方されるだけで終わってしまうことが多いのが現状だと思います。
今は、どこの病院でも薬物療法が主体になっていますから、これは仕方のないことだと言えるのですが、社会不安障害から来るガス恐怖の場合には、いくら薬を飲んだり、食べ物に気を付けても、良い方向には向かないことが多いものなのです。
これは、ガス恐怖の原因が胃腸の異常など身体的なものではなく、心の置き所つまり、「とらわれ」から来ているからだと言えるのです。
つまり、自分のガス(おなら)によって周りの人から変に思われるという不安から来る「とらわれ」が原因だと言えるのです。 ですから、この「とらわれ」を改善していかない限り、いくら薬を飲んでも治らないと言えるのです。